5月24日(日)夏日となった1日
ぎおんさんの森食堂*おうちで過ごそう
いきものがかかりプロジェクトが始動しました。
ボナペティのメンバーは朝9時から、
お菓子の運び込みや飼育セットの仕分けに追われました。
その傍ら、メダカは涼しげにクルリクルリと泳いでいました。
「いろんな家庭にもらわれていくけど、逞しく生きていくんだよ!」
「子どもたちの良き話し相手になるんだよ!(大げさか)」
などと準備を進めていると、
メダカ愛好家(?)の山本町の豆腐屋 凛さんが駆けつけ、
メダカや水草や器を寄付してくれました。
いつも美味しいお豆腐をおすそ分けしていただき、感謝です!
この度は、メダカをありがとうございました。
はてさて、子どもたちは来てくれるのか?
「メダカを大切に育ててくれる子大募集」の呼びかけに、
結果15組の子どもたちがメダカを引き取っていきました。
その前に、ボナペティのメダカの先生、河内さんと丸山さんから
大きな楠の下で、飼育のポイントのレクチャーを受けました。
「人と一緒で、環境が大切。メダカでいうと水質です」
「よーく観察するとメスとオスがわかってきます」
手渡された観察ノートを一生懸命に見てくれる子どもたち。
頼もしいです。きっと家にいる時間が少し楽しくなるかも。
挑戦する子どもたちにエールを送るために
帰りにおやつセットも渡しました。ガンバレ。
毎月第4日曜日に開催しているぎおんさんの森食堂。
さて、来月は…。
朝日新聞に毎日掲載されている鷲田清一さんの折々のことばに
「コロナは今、僕らの文明をレントゲンにかけている」
(パオロ・ジョルダーノ:イタリアの小説家)という言葉を
引用されていましたが、「ほんとうだ」と思いました。
パオロは、こうも記しているようです。
「もしも、僕たちがあえて今から、
元に戻ってほしくないことについて考えない限りは、
そうなってしまうはずだ。まずはめいめいが自分のために、
そしていつかは一緒に考えてみよう」
深く考えるためには、
彼の著作『コロナの時代の僕ら』が参考になるかも。