7月、8月と全部で4ヶ所の学童保育所で「おとなとこどものひるごはん」を開催しました。
何度もやっているところ、初めてのところと様々で、事前打ち合わせ(ピーラーや炊飯器はあるのか?コミセンか学校の調理室かなど)をし、当日を迎えます。
小学1年生も多く、包丁の取り扱いがぎこちない子や危なっかしい子もいましたが、
”にんじんを切ってみたい”
”お肉を切るのは生まれて初めて!”
と意欲満々♪
キラキラした子どもたちの瞳を見るとこちらが嬉しくなりますね★
”缶切り、僕やったことある”
”こんな風に手首を動かすんだね”
1つ1つの動作が、生きていく上でどれも大切であることを子ども達と一緒に過ごすとこちらが気付かされます。
「調理は技術だなあ」と。
しかもそれは日々の中で培われるものでもあるとも。
ある学童保育所では、
ボナペティのメンバーに2人の子どもたちが抱っこされていたり、円陣を組み、しりとりをして楽しんでいたり、「すごいね!できたね」というと飛び切りの笑顔を返してくれたり。
知らない大人との交流が少しは役に立っているように感じています。
お腹が満たされると心もほこほこしてきます。子どもたちが育てたゴーヤもおいしかった!
小学校の調理室と新築の家のキッチンとのギャップにもびっくりさせられます。
もう少し(きれいに)なんとかならないものだろうか?せめてエアコンは必要ではないか?食品衛生面からも。
知識を頭に詰め込むことも必要かも知れないですが、体の一部で道具を使う「調理」は、小学校低学年の教育の1つのプログラムとしてとても大切ではないかと思います。
子どもたちは興味を持つと集中力を発揮します。ふだんはウロウロと落ち着きがないとされていたある子は、ずっと玉ねぎを炒めてくれました。指導員の方もびっくり。
しかもチームワークを必要としますので、ほかの子との協力体制も自然と学ぶようになります。
・・・と4年間の活動で思ったことでした。
ボナペティは土曜日に希望される学童保育所へも出向きます!