コロナ感染の拡大で、急遽ぎおんさんの森食堂は、
カレーを無料で持ち替えってもらうことになりました。
毎回晴天に恵まれてきた食堂でしたが、
1月23日は冷たい雨が降りました。
食材支援家庭や関係部署に無料配付の案内をしましたが、果たして・・・
10時にボナペティのメンバーが集まり、
カレー作り班と北野町の唐揚げ「感謝」さんへ
からあげを取りに行く班に分かれて活動開始。
外は暗く、雨音だけが響く・・・。
「こんな日こそカレー日和かもね」
鶏肉を大鍋で炊き、じゃがいも,にんじん、玉ねぎを細かく切っていきます。
カレーの材料は、全部久留米ゼミナールさんから毎回寄付してもらっています。
「子どもたちに必要な食材はなんですか?」
2014年にボナペティの活動を始めて2年後にそんな嬉しい言葉をかけてくださったのが、学校法人 久留米ゼミナールの今井理事長でした。あれから約6年。変わらぬ支援に感謝です。
「雨で道路が混んでいるかもしれないから気をつけて」
この度、北野町に本店がある、からあげ「感謝」さんが
「子どもたちに元気を届けたい」という申し出があり唐揚げ付きのカレーが実現。
「道の駅くるめ」で原野代表と名刺交換をしてから、4年越しでこの日に繋がりました。
厨房では、ローリエの香りが広がり、
「こうしてカレーが作ることができるのも空爆がなくて戦争中でないから・・・」
そんな話をしながら鍋をかき混ぜました。「美味しくなあれ」
それでも世界へ目を向ければ、
ウクライナ情勢やアフガニスタン、ミャンマー、台湾など
そこに暮らす子どもたちの安全はどうなるのだろうかと気になることばかり。
止まない雨の中、必要とする家庭へ無事に50食を渡すことができました。
たくさんの思いがつまった唐揚げカレー。
心も温まっていただけたかなあ。