毎月、困窮する家庭へ食材支援をしている久留米市内の団体と第1回情報交流会を開催しました。
最初の全体自己紹介から3班に分かれての
KJ法による課題提案。
食料品の値上げや自然災害等による物流の変化、食品ロスの削減など様々な要因で各団体頭を悩ましていることがわかりました。
以下が参加者が付箋紙に書いたつぶやきです。
ちなみにボナペティは、
今回参加した団体のほとんどへも食材をおすそ分けしています。
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支援の難しさ
・ありがたい→あたりまえ
・どうやって自立?(食材支援から)していくのか
・うちなんてまだ(まし)と声を上げられない家庭が存在する
・本当に必要な(食材支援が)家庭なのか/支援を必要とする人が見つからない
・貧しさは心の余裕を失わせる。それでもひとり親はがんばっている
・パワーカップルの子どもがいる家庭への支援
・プライバシー保護・・どこまで支援すべきか
・親が拒否(子どもは食べていない)
・ある時(食材が)とない時の差
・物資が減っている(災害などで?)
・健康は「食べ物」でつくられる
・食べることを楽しめるだけの「もの」が欲しい
・インスタント食品だけでなく野菜も配布したい(タイミングがあわない)
・賞味期限の過ぎたものがたくさんフードボックスに入っている(菓子)
・どういう食材が一番に喜ばれるのかわからない。お米があると助かるという声を聞くけど。
・現在のスタッフの高齢化
・スタッフが固定化・若いスタッフを起用できる人件費が欲しい
・後継者不足
・時間がない人が多い(平日など)
・個人のがんばりでは持続可能ではない。
・献立、買い物、厨房を1人でやってきたが協力者が欲しい
・助成金だけでは不足(食材を買える助成金がない)
・助成金を確保するのに自助努力では、事務担当者がいない団体は厳しい
・他の活動団体(FD・子ども食堂・校区のスーパーなどとの連携)
・企業との連携(食品ロス)
・暴力の被害を受けている女性あるいは母子(がもし困窮家庭の中にいたら)をつなげて欲しい(ぱーぷるリボン)
・テレビや報道でフードバンクやその他食材支援のボランティアをもっととりあげて欲しい。
・子の貧困は大人の貧困
★食材支援は根本的な(貧困)解決にはならない
★公益性公平とは、格差社会でどこをターゲットに?キレイごとばかり・経済的な格差
第2回開催も考えています。
一緒に考えていきたいと考える個人、団体や企業はぜひご連絡ください。
さて、今月も家で眠っている食材をせっせと募集しています。
消費期限が1ヶ月以上あるもので、
常温で保管できるものをお願いします。
また、下記の日程で食材を
ボナペティの事務所で受け付けています。
(いずれも10時~12時)
10月8日(火)・15日(火)・26日(土)・28日(月)
お声かけいただければ、取りに行きます。
さらに仕分けボランティアも募集します。
こちらもお声かけください。